うだるような暑い夏にも快適に着用できる「夏用・作業服」とは？
夏用の作業服には着用する現場によって多種多様なニーズがありますが、あらゆる場面で要求されるのが快適な着心地です。
特に屋外での現場で使用されることが多いですので、汗を素早く吸収・発散し、すぐに乾く機能をもった素材は夏のユニフォームにおいてはマストになりつつあります。
近年のエネルギー問題等からのクールビズの推奨といった社会的な背景も清涼なユニフォームの需要に拍車をかけています。
メーカーも実に多様な素材を開発しています。
・凸凹な構造で織ることによって肌と生地の接触を少なくし、通気性に優れたもの。
・肌触りを硬めに織り、表面を冷たく感じるように作られた接触冷感の生地。
・利便性が高く多機能なポリエステルに吸水性を高める改良した格段に快適性を高めた生地
・・・なども存在します。
他には綿を液体アンモニアやガスで化学的に加工し、綿でありながら防しわ性や形態安定性を持たせた素材もあります。
そういった加工が施されていることで、毎日のお洗濯も苦でなくなり、汗をかいた後もイージーケアで済むというのはありがたい話です。
最近では鉄工所など火を扱うのでどうしても「綿素材の作業服」でないといけない現場があります。
そのような現場でも、綿素材作業服は『ソフトな着心地』と『イージーケア性』で夏場には特に好評です。
暑い夏に求められるユニフォームやインナー
今日、夏の現場ではポロシャツなどの涼しいユニフォームが着用されることも多いですが、これについても上記のような「清涼感」と「快適性」を追求した生地が数多く使用されています。
さらに近年では、インナーに至るまでも同様に機能的な生地が数多く使われ、地球温暖化に伴う気温上昇にも確実に対応できるようアパレル各社、しのぎを削っています。
